こんにちは。
シングルマザー歴9年のごまこです。実家に同居して7年経過しました。
中学生の長女が1人います。
今回は、実家と言えども毎日気を使っているので、円満に暮らすコツを自身の体験を元に書いてみようと思います。
わたしがたどり着いた「円満に暮らすコツ」は以下の3つ。
- お互い干渉しない
- グッと堪える
- あえて仲良くしなくても良い
え、なんか冷たくない?とお思いでしょうか。
これが毎日の生活の中で葛藤しながらたどり着いた3つです。
言葉で見るとつまらない生活をしているように見えるかも知れません笑。
でも実際はそんなことなく、結構居心地が良いですよ。
同居を続けて思うのは、親の今までの生活をなるべく壊さないようにしたいということ。
わたしたちが同居したことで我慢することが増えて、窮屈になったら申し訳ないと思います。
親御さんとの相性や環境によって全然異なると思いますが、実例として実家暮らしはこんなだよ、と言う一例としてお読みいただければと思います。
関連記事:【シングルマザー】実家暮らしはツライ?同居してみてわかったこと、生活費や世帯分離について
シングルマザーの実家暮らし①お互い干渉しない
これを言ったらおしまいかも知れませんが・・・。
ある程度の距離感を保ち、関わり合いを少なくすることがお互いにとって一番気楽で、ストレスが少ないですね。
それが頭ではわかっていても、家族だとなかなか結構むずかしいんですよね。
ついつい目についたことを言ってしまい、ほっといて!とお互いそんな気分になる。
自分が娘時代に同居していた時は、親から何か言われてもそこまで反発心を抱かなかったのに、自分も親になるとなぜ変わるのか。
きっと一度家を出ると、実家のやり方が変だったことに気付いたり、自分のやり方でやりたい!ってことが増えるからかな?と思っています。
友達からも聞く話ですが、例えば洗濯の方法が親と違うとか。
洗濯機を回すタイミングから干し方まで、洗濯一つ取っても各自のやり方がありますよね。
それを今更変えることは難しい。
このように、入り込んで欲しくない領域が親子でもあります。
「このやり方の方が効率的だから」などと助言しても、素直に聞き入れてくれるとも限りません。
親にもやり方があるので、良かれと思って言ったことも否定されたりして喧嘩の元に(;´・ω・)
だんだんそのようなことがわかってきたので、干渉しないで上手くやる方法を身に着けるようになりました。
その点お互い干渉しないことを守っているのは、我が家の場合「親の方」です。
例えてみると、娘にとっての祖母は、まだ小さい頃は世話を焼いたり一緒に遊んだりしていましたが、今はもう反抗期。
祖母がおせっかいを焼くと反抗するようになりました。
母親のわたしよりも過干渉なので、うるさく思うのも仕方ないのかなと思うのですが…。
そうなると、母親(娘の祖母)も娘に対して自然と干渉しないようになりました。
一緒に住んでいるのに話すことがあまりなくてちょっと可哀相な気もしますが、同居の場合だと仕方ないのかも。
でも母親はわたしよりも反抗期の子どものことをわかっているので「そういう時期だから」と達観しています。
そういう心構えを見習いたい今日この頃。
あと、話すというのとはまた違いますが、基本的な「ありがとう」とかそういう言葉は、声に出すようにはしています。
うちの親がドライなのかも知れませんが、週末に「最近まともに話してないね」と言っても「何か話すことある?」と普通に返されるのでいい距離感なのでしょう。
性格にもよるかも知れませんが、実家で同居とは言え、自分が娘時代に一緒に暮らしていた時とは違います。
一度出ていった立場なので、色々と気を使うのは当然なのかも知れませんね。
シングルマザーの実家暮らし②グッと堪える
「実家」=「自分の家」ではないことを実感しています。
同居して4年目の時、父親と一度大喧嘩をしました。
些細なことがきっかけで父親が激怒して「嫌なら出ていけ!」や「ここは俺の家だ」や「色々我慢しているんだ」など、一気にまくし立てられました。
その後父親から、言い過ぎたことや出ていかなくていいなど言われましたが、それ以来ここは自分の家ではないんだと痛感して、日々暮らしていく中で思っていることも言わないようにしています。
ぶっちゃけ、ツライです。
しかし父親とは昔からあまり仲が良くなかったので仕方ないのです。
相性の合わない親子だと、このようなこともありますね(;´・ω・)
毎日の生活の中で、父親にやめてほしいこと(衛生観念の違いから来るものなど)あるのですが、
わたしが言うと角が立つので、穏やかな感情ではありませんが我慢しています。
どうしても我慢できない時だけ、母親に言って伝えてもらうこともあります。
直接言えなくなったのは「嫌なら出ていけ」をまともに受け止めたままの自分がいるからなのですが・・・。
シングルマザーの実家暮らし③あえて仲良くしなくても良い
同居を始めた頃は、一緒にごはんを食べ会話をなるべく交わし、週末は外食に行ったりすることもありました。
夏休みにはバーベキューをしたり、子どもの思い出作りのためにも積極的に計画していた時期もあります。
でも今は、冬に家で鍋料理を一緒に食べたりするくらいです。
長く一緒に住むことによって、最初の頃よりも普通に「家族」になったのもあるかも知れません。
わざわざどこかへ行かなくても、それだけでいいと思えるくらい一緒にいることが自然になりました。
家族ってそんなものかも知れないですね。
普段は距離感を持っていますが、困った時には助けてくれることもあります。
例えば、わたしが怪我をして通勤に困った時に2~3ヵ月車で会社まで送ってくれたり。
家族だから当然という感じで、愚痴も一つも言わずに送迎をしてくれたのは感謝です。
この時ばかりは、本当に家族なんだなと思いました。
シングルマザーの実家暮らし まとめ
出来ることなら実の両親だし円満に暮らしたいのが本音です。
でも年代のギャップがあったり、価値観の違いや性格的なものなど変わらないものの方が多く、
何も問題ない同居生活は不可能なのかも知れないと思っています。
どちらが悪いとかではありませんし、感覚の違いや捉え方の違いと言ったものが多いので、
同居させてもらっているわたしが、自分の中で上手く擦り合わせるしかないかなと思います。
心で思っているだけだとモヤモヤが募るばかりですが、あえて紙に書き出してみたりすると少し気持ちが落ち着きます。
優しい気持ちで接することが出来るようにしたいものですね(´-`*)
何と言っても両親にとっては、年齢的に人生ラストスパートなのでストレスの少ない生活の方がいいに決まっています。
同居していることについてあえて聞いたことはないですが、ストレスになっていたら申し訳ないな。
このような気持ちになったことが、ストレスをためずに暮らす一番の方法かも知れません。
なんだかんだ言って、実家での同居は助かる部分が多いのでありがたいです。
顔を合わせるとなかなかそう思えないのに、離れている時はそう思うんですよね。
いつか振り返った時、今のこの生活が愛しかったと思えるでしょうか。
お読みいただきまして、ありがとうございます。