抑うつ状態とうつ病の違い、3つの特徴【体験談】

こんにちは。
筆者は20年ほど前に、仕事のストレスがきっかけでうつ病を発症しました。
現在は完治して元気に過ごしております。
しかしうつ病に伴う不眠が治らず、完治まで8年かかりました(;´・ω・)

うつ病だった当時、病気でない人から、ちょっと気分が落ち込んでる状態のことを
最近うつで」などと言われると、無性に
私とは違うでしょ!」と言いたくなったことを覚えています。

うつ病以外の人だって、落ち込んだりやる気が出なかったりする抑うつ状態を「うつ」と言ったりするとは思うのですが、当時は病気で言葉に過敏だったせいもあり「うつ」って言葉に反応していました。

当事者だったからこそわかる、
抑うつ状態とうつ病の違いを思い出しながら書いていこうと思います。

※個人的な経験・感想なので、参考程度にお読み下さいね!

抑うつ状態とうつ病の違いとは?

はじめに、そもそも抑うつとはどんな状態なのでしょうか。

抑うつとは?

長引くストレスや過労、睡眠不足などによって、気分の落ち込みなど、意欲や思考などの精神状態が低下した状態のこと。
ごく軽度なものから重度のものまであり、推定では日本人の4人に1人、約3000万人がこの状態と考えられています。

引用元:https://www.asahi.co.jp/hospital/archive/kaisyo/utsu/yokuutsu/

そしてうつ病とは?

うつ病の患者数は近年、増加しており、およそ73万人にのぼると報告されています。別の調査では、16人に1人が、生涯にうつ病を経験しているとも推定されています。ですから、うつ病はだれにとっても身近な病気であるといえます。

だれでも、いやなことや悲しいことがあると、気分が沈んだりやる気がなくなったりすることがあります。しかし、うつ病は、日常で感じる一時的な気分の落ち込みなどではありません。言葉では表現しようがないほどつらい沈んだ気分または興味喜びの喪失が、ほとんど一日中、ほぼ毎日、2週間以上続き、仕事や日常生活に支障が出てくる状態が「うつ病」なのです。

引用元:https://utsu.ne.jp/movie/story-of-depression.html

このように、うつ病は2週間以上の抑うつ状態が続き、何をしても気が重く、沈んだ気分が続いてしまう病気です。
今回は「抑うつ状態」と「うつ病」の違いを【体験談】として書いていこうと思います。

休んでも気が晴れない

当時、仕事は辞めてしまったので、毎日が日曜日。
休むことが一番だと言われているので、本来なら堂々と休んでいいはずなのですがどうもそうはいかないんですね。
体は休めているかも知れませんが、頭の中は社会復帰について考えてしまいます。
そうすると以下のような頭の中になり、悲観的感情を引き起こす原因となります。

社会復帰したい
  ⇓
迷惑をかけてしまうのではないか?
  ⇓
迷惑はかけたくない
  ⇓
居場所がないなら消えてしまいたい

とにかく悲観的になってしまい、色々なことに敏感でした。他人の言葉なんて特に。

当時の日記に書いてあった言葉を引用すると、こんな感じだったようで…。

もしココロに皮膚というものがあるのならば、今の私は、それが全部剥がされてしまったような感じなのかも。ちょっとしたことにも敏感ですぐに炎症を起こす。ヒリヒリと痛みは続いていく。

今の自分には表現出来ない言葉ですが、当時はそれほどまでに敏感だったのでしょう。
それなので、些細なことに反応してしまい”憂鬱”な気分のことを「鬱だよ」って話す友人の言葉にも「鬱(病)じゃないでしょ、憂鬱でしょ」と、過敏に反応していました。(今思えば、鬱って言葉は合ってると思いますが、当時はすぐ回復出来る憂鬱な気分と同じに思って欲しくなかったんです)。

そんな感じで、毎日休んでいるのに心が疲れてしまって、気持ちが晴れ晴れしませんでした。好きなことさえも興味を失って…。

憂鬱な気分(抑うつ)でしたら、趣味や好きなことなどで発散すれば元気になることも多いですよね。

睡眠の質が悪すぎて回復出来ない

夜は睡眠薬を飲んでも眠れない日もあり、毎日が
入眠困難・中途覚醒・早朝覚醒…まともな睡眠が取れないと言う辛い日々。
診察の度に主治医に伝え、薬を調整しながら様子を見ていました。
それなので慢性的に昼間は眠い日が多かったです。

よくある眠れる方法も色々試しましたが、こんなに頑固な不眠には効果がありません。ホットミルクもアロマもお風呂も色々…。今思うと、朝ちゃんと起きて”太陽の光”を浴びていなかったせいだと思っています。

でも当時を思うと、やっと朝方眠りに落ちることも多かったので、まともな「」を感じる日が少なかったんですね。

あれこれ悪循環なことが増え、生活の質がグーっと下がり、寝ればスッキリするような状態ではなくなるのがうつ病抑うつ状態であれば、ある程度休んだり寝たりすれば回復していきますね。

短期や短時間の仕事も続かない

少しでも社会復帰がしたいと焦り始めた頃。

主治医と相談しながら短時間なら良いと言われたので、バイト探し。
面接もクリアし、いざ働きに。
職場にはうつ病だとは言っていないので、普通のペースで仕事を教わります。
最初は良いのですが、次第に集中力が落ちていき、なかなか仕事が覚えられない。
次第にプレッシャーを感じて、動悸がしてきてしまう。
例えばたった3時間の仕事も、体力もなく、疲れて行かれなくなってしまう。

一つだけ、10日間限定の事務の仕事は続けることが出来ました。
ただ何回か、突然うつ状態になり早退していますが、
自分のペースで、自分に合った仕事だったので良かったのかも知れません。

何個かバイトを経験しましたが、全てがこのような感じだったので
迷惑を掛けないためにバイト探しは辞めました。
短時間・短期間なら出来ると思ったのに、体がついていけない。。
なぜだかわからないけど、プレッシャーを感じて動悸がして、突然激しいうつ状態になったりして…。

すぐには良くならないうつ病も、次第に良くなっていくので、その時が来るまで無理は禁物ですね。

うつ病の引き金となった仕事は辞めたし、別の仕事なら出来るかと思っていましたがそうではありません。
環境を変えて上手くいくのなら、うつ病ではないんじゃないかと思っていました。

「抑うつとうつ病は違う」まとめ

憂鬱な気分とうつ病の違い」の方がピンと来るかも知れません。とにかく、うつ病は一筋縄では治らない「脳の病気」。薬物療法が必要です。

薬を飲んでいると言うと「薬に頼っている」などと言う人が現れます。精神論で治る訳ではないことを理解してもらえたら嬉しいです。本人も好きで薬を飲んでいるんじゃありませんから…薬を飲まなければもっとひどい状態になってしまっているんです。

  • 休んでも気が晴れない
  • 睡眠の質が悪すぎて回復出来ない
  • 短期や短時間の仕事も続かない
 
これらが際立って違う”抑うつ状態(憂鬱な気分)とうつ病の違い”でした。うつ病でも様々な時期があり、急性期・回復期・再発予防期とあります。このどの段階であるかで症状も違うと思いますので、参考程度にお願いします。

最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。
よかったらこちらもお読み下さい。
 
 

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ABOUTこの記事をかいた人

はじめまして、gomaco(ゴマコ)です。 ただいま40代。 最近死なない程度の病気やケガをすることが多くなりました。そのお陰でそれ関係の体験談が多くなっていきそうです(;´・ω・) 普段は営業事務の仕事をしています。 プロフィール画像は小学生の娘が描いてくれました。猫は飼っていません。セキセイインコを飼っています。 よろしくお願いします。